IMAC Dojo 柔道カリキュラム · Level 2
柔道 Level 2:払腰 — 腰の入りと脚の払いをつなぐ
払腰は、相手を引き付ける働きと脚の払い上げをつなぐ腰技です。脚を高く振る姿だけで捉えず、崩しと密着を先に見ます。

執筆・構成:Phoenix — IMAC Dojo 共同創設者
黄炳明(Phoenix)IMAC Dojo 共同創設者更新 2026/09/29
- 著者
- 黄炳明(Phoenix)
- 公開
- 最終更新
- 情報源
- 1
- 読了目安
- 3 分
短い答え
払腰は、相手を引き付ける働きと脚の払い上げをつなぐ腰技です。脚を高く振る姿だけで捉えず、崩しと密着を先に見ます。
要点まとめ
- 脚が払う前の体の密着を見る
- 回転と払いの間、支持脚を追う
- 合同動画では内股・跳腰と脚の接触を比較する
単独の動画に加え、払腰・内股・跳腰の合同解説があります。合同動画では払腰の部分を中心に見て、脚の接触を比較し、三つを同じ技として扱わないようにしましょう。
この記事の目次
技の名前から分かること
払腰は「はらいごし」と読み、講道館では腰技に分類されます。合同動画の元の題名にある Ashi Waza という表記は、払腰の正式な分類を変えるものではありません。
技が成り立つ仕組み
相手を前方または前隅に崩し、腰へ引き付けながら脚を払い上げ、回転につなげます。手、腰、脚が連動する様子を見て、払いを独立した蹴りと捉えないことが大切です。
払腰で目立つ脚の払いは、受を腰へ引き付ける働きと一緒に起こります。講道館は前方への崩し、後ろ腰への乗せ、脚による払い上げを説明しています。脚の高さだけを見ると蹴りと誤解しやすく、まず受の上体が近づく動きから追います。
動画を見るときの着眼点
- 脚が払う前の体の密着を見る
- 回転と払いの間、支持脚を追う
- 合同動画では内股・跳腰と脚の接触を比較する
混同しやすい点
内股は内ももへの働きを含む足技で、跳腰は腰と脚で跳ね上げる腰技です。片脚が浮く外見だけでなく、仕組みで区別します。体が離れたまま脚を振り始めていないか確認しましょう。
払腰・内股・跳腰の合輯動画は、接触位置と受の動きで各場面を区別します。動画全体の題名は、全場面が払腰である根拠にはなりません。払い、内ももの払い上げ、腰と脚による跳ねの違いを、動く映像で指導者に尋ねましょう。
稽古で振り返ること
払いを加える前に、指導者と間合いと支持脚の安定を振り返ります。蹴らなければ倒せないと感じたら、すぐ速度を上げず、崩しと密着を見直します。
ここでいう Level は IMAC Dojo のカリキュラム上の順序です。記事と動画を手がかりに疑問を整理し、指導者と振り返りましょう。実際の稽古では、適切な相手、場所、制御された環境が必要です。
払う直前に戻り、取の軸足と受の上体の位置関係、さらに投げ終わりの手を見ます。払う脚だけでは上体の制御を見落とします。間合い不足を脚の強さで補わず、手・腰・脚のつながりを理解することが復習の目的です。
日本に伝わるエピソード
講道館が引用する嘉納の説明では、西郷四郎が浮腰を前へ跳んで逃れるようになり、脚の働きを工夫したとされています。理合いの発展を読む話であり、それ以前に似た動きがなかったと証明するものではありません。
次の学びにつなげる
払腰 — 解説動画 1
払腰の記事と併せて見る IMAC Dojo の動画です。本文で示した着眼点や技の違いを手がかりに振り返りましょう。
動画公開日
払腰・内股・跳腰を収めた動画
払腰の記事と併せて見る IMAC Dojo の動画です。本文で示した着眼点や技の違いを手がかりに振り返りましょう。
動画公開日
払腰 — 短い実演動画 3
払腰の記事と併せて見る IMAC Dojo の動画です。本文で示した着眼点や技の違いを手がかりに振り返りましょう。
動画公開日
参考資料・関連情報
- 払腰(はらいごし)<腰技> — 講道館参考2026/09/29 閲覧
よくある質問
払腰は足技ですか、腰技ですか。
講道館では腰技です。合同動画の分類表記で、各技の正式な分類を置き換えないようにします。
三つの技を収めた動画はどう見ますか。
払腰の部分を中心に、ほかの二つと脚の接触や働きを比較します。動画全体が払腰の実演ではありません。
高く払えば必ず投げやすくなりますか。
いいえ。密着、崩し、支持脚の安定が必要です。振りを大きくする前に指導者に確認してもらいます。
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