IMAC DOJO logoIMAC DOJO
タイの柔道

IMAC Dojo 柔道カリキュラム · Level 1

柔道 Level 1:一本背負投 — 持ち上げる前に入りをつなぐ

一本背負投は、片腕で相手の上腕を内側から抱えて制し、肩越しに投げる技です。まず相手の重心を前へ導き、入りをつなげることが大切です。相手が安定したまま持ち上げようとすると、必要以上に重く感じやすくなります。

一本背負投 Level 1の記事のために制作した、現代的な道場で稽古に備える IMAC Dojo 柔道指導者のイメージ画像

執筆・構成:Phoenix — IMAC Dojo 共同創設者

著者
黄炳明(Phoenix)
公開
最終更新
情報源
1
読了目安
5 分

短い答え

一本背負投は、片腕で相手の上腕を内側から抱えて制し、肩越しに投げる技です。まず相手の重心を前へ導き、入りをつなげることが大切です。相手が安定したまま持ち上げようとすると、必要以上に重く感じやすくなります。

要点まとめ

  • 回る前の引き手を見て、足運びの間も引きが続いているか、途中で止まっていないかを確かめます。
  • 取の背中と受の体の間にある空間を見ます。大きな隙間があるなら、投げの高さより先に入りを振り返りましょう。
  • 解説動画と短い実演で、崩し、入り、畳への着地を制御する流れがどうつながるかを見比べます。

背負う技の動画では、相手の足が畳から離れる瞬間に目が向きがちです。一本背負投を理解するには、少し前に戻して見てみましょう。腕をどう制し、いつ重心が動き、二人の体がつながったとき取がどこにいるかが見えてきます。

この記事の目次

技の名前から分かること

正式名称は一本背負投(いっぽんせおいなげ)で、講道館では手技に分類されます。名前の「一本」は、この場面で得点を説明しているのではなく、手や腕の使い方が異なる背負投との区別につながる呼び名です。

技が成り立つ仕組み

講道館の解説では、相手を前へ崩し、上腕を内側から抱えて制し、体を引き付けてから肩越しに投げます。手、足、体幹を一緒に働かせる流れです。先に背中を向けてから相手を引き上げようとすると、そのつながりを失いやすくなります。

まず見るのは、取がどれほど低くなるかではなく、受の腕とのつながりです。講道館の解説では、上腕部を腋の下に密着させ、受の片腕を制する働きと体さばきが結び付いています。受が背負い上げられる場面から戻り、腕と体のつながりがいつできたかを確認します。腕が離れたまま先に回ってしまえば、さらに低くなるだけでは技の成立を説明できません。

動画を見るときの着眼点

  • 回る前の引き手を見て、足運びの間も引きが続いているか、途中で止まっていないかを確かめます。
  • 取の背中と受の体の間にある空間を見ます。大きな隙間があるなら、投げの高さより先に入りを振り返りましょう。
  • 解説動画と短い実演で、崩し、入り、畳への着地を制御する流れがどうつながるかを見比べます。

混同しやすい点

背負投と一本背負投を、いつでも同じ名前として扱うことはできません。講道館は両者を別に挙げ、腕の働きの違いを説明しています。また、取が低く入っているだけでは同じ技とは判断できません。相手の重さをどう受け、どう倒しているかも見る必要があります。

「一本」は、もう一方の手を使わないという意味ではありません。袖を持つ引き手も、受を投げる方向へ導きます。双手の背負投との違いは、腋の下に入れる腕の使い方にあります。受が背中に乗った最後の姿だけで判断せず、最初の組み方から腕を制する形へどう移ったかを見ましょう。

稽古で振り返ること

まず指導者に、ゆっくりした動作で腕の位置と入りの距離を確認してもらい、その後で移動を加えます。腕を急に引いたり、前かがみになって担いだりしなければならないときは、いったん止めて崩しを見直しましょう。受は受け身の準備をし、取は持ち上がったところで手を離さず、最後まで動きを制御します。

ここでいう Level は IMAC Dojo のカリキュラム上の順序です。記事と動画を手がかりに疑問を整理し、指導者と振り返りましょう。実際の稽古では、適切な相手、場所、制御された環境が必要です。

二つの動画は、回る前、背中が受に近づく場面、受を支えて投げ終える場面に分けて振り返れます。袖とのつながりが続いているかを記録し、指導者に質問してください。低くしゃがんだり速度を上げたりして全てのコマをまねる課題ではありません。身長差や移動のタイミングによって、入り方の見え方は変わります。

次の学びにつなげる

一本背負投 — 解説動画 1

一本背負投の記事と併せて見る IMAC Dojo の動画です。本文で示した着眼点や技の違いを手がかりに振り返りましょう。

動画公開日

一本背負投 — 短い実演動画 2

一本背負投の記事と併せて見る IMAC Dojo の動画です。本文で示した着眼点や技の違いを手がかりに振り返りましょう。

動画公開日

参考資料・関連情報

  1. 一本背負投(いっぽんせおいなげ)<手技> — 講道館参考2026/09/29 閲覧

よくある質問

一本背負投と背負投は何が違いますか?

大きな違いは腕の働きです。一本背負投は相手の上腕を内側から抱えて制します。背負投では組み方や腕の配置が異なるため、実際に示されている技に合わせて名前を使います。

入ったあとも相手が重く感じるのはなぜですか?

相手の重心が前へ動いているか、二人の体の間に隙間がありすぎないかを指導者に見てもらいましょう。入りの時機や距離の問題は、力を増すだけでは説明できません。

解説動画と短い実演はどう使い分けますか?

解説動画で腕の制御、足運び、入りを分けて見てから、短い実演で全体のリズムを確かめます。どちらも復習の手がかりであり、実際の動きを指導者に確認してもらうことが必要です。

武道を始めてみませんか?

年齢、目的、経験に合うコースを LINE Official から相談できます。

LINE Officialで相談

関連記事

関連テーマ・コース

タイの柔道
ブログ
LINE Officialで相談